高野秀行さんの本、またまた読みました [今日のつぶやき(books)]
引き続き図書館で借りて読んでいました。
面白かったのは、UMA(未確認動物)探しシリーズ。やはり、原点なのでしょうか?
きっとご本人も楽しんで取材してだろうなと思われます。
ベトナムのフイハイ、奄美大島のケンモン、アフガニスタンのペシャクパラングを探すエピソード。
フイハイの話はまるで言い伝えや伝説みたいなんだけど、アメリカ軍が連れて行ったという伝聞まであって、現代なのか昔話なのかわからない。けれど、アジアの山村ならどちらも「よくわからないもの」という意味で同じなのだという考察に納得。
ケンモンは子供の頃は見れたというお婆さんの話は、トトロにでてくるおばあちゃんみたい。
あとものすごく不思議な体験をしているおじさんの話も印象的。
ペシャクパラングはほぼ高野氏の推察どおりの正体と思われたけれど、あまり一般旅行者が行けないアフガニスタンの旅道中が印象に残っている。
こちらも同じくトルコでのジャナワールというUMA探しなんですが、内容が多いので単独で1冊になっています。
一緒に取材しているトルコ人がおもしろく、紆余曲折の探索途中についに目撃!というあたりはちょっと盛り上がって読んでいました。
結果の考察もちゃんとしてあって、読者の疑問回収もされている。
さらなる正体追究にトルコに行ったりしないのかなぁ。
こっちもUMA探し!と思って読んでいたら、思わぬ肩透かしが。
多分ご本人が一番がっかりしていたのだろうけど、ちょっと、いやかなり残念だった。
一応小説となっているけれど7割くらいは実体験、と別の本かどこかで言っていた話。
アジアに造詣の深い高野氏ならではのアジアの国、人についての観察や考察も面白い。
この新聞社の社長の台湾人女性のことばとして以下のような内容がでてくる。
「欧米人は発明が得意、中国人は商売が得意、日本人はもの作りが得意なんだから、発明は欧米人にまかせて、日本人が作って、中国人が商売すればいいのよ」
(※うろ覚えなので違っていたらすみません)
簡単なセリフなんだけど、ちょっとその通りかもと思った。中国人に日本の商売を乗っ取られたくはないけど、もちろん。
「日本人は職人だから失敗を恐れる、だから失敗を伴うような独創的な製品作りはできない」みたいな意見をどこかで読んだ記憶があるんだけど、この本だったかなぁ。。。
「ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)」と同じ時期なのかな?
高野氏とさまざまな人たちとの対談集。大槻ケンヂさんとの対談の「マンセー(慢性?万歳?)ムー脳」がウケた。
いや、私も確かに中学高校と「ムー」読んでました。友だちに借りてだけど。
いままでの探検や高野氏の体験のウラ話など。マンガつきで連載されていたせいか、なんか文章のテンションが高い。他の飄々とした中のユーモアという文章とちょっと違和感が。
エピソードのいろいろは確かに面白い。
西サハラで行われた砂漠のマラソン大会の参加体験やブルガリアでの出来事や名前変更のエピソードなど。
アフリカのボランティアマラソンの様子が興味深い。
とりあえず図書館で借りたのはここまで。
面白かったのは、UMA(未確認動物)探しシリーズ。やはり、原点なのでしょうか?
きっとご本人も楽しんで取材してだろうなと思われます。
ベトナムのフイハイ、奄美大島のケンモン、アフガニスタンのペシャクパラングを探すエピソード。
フイハイの話はまるで言い伝えや伝説みたいなんだけど、アメリカ軍が連れて行ったという伝聞まであって、現代なのか昔話なのかわからない。けれど、アジアの山村ならどちらも「よくわからないもの」という意味で同じなのだという考察に納得。
ケンモンは子供の頃は見れたというお婆さんの話は、トトロにでてくるおばあちゃんみたい。
あとものすごく不思議な体験をしているおじさんの話も印象的。
ペシャクパラングはほぼ高野氏の推察どおりの正体と思われたけれど、あまり一般旅行者が行けないアフガニスタンの旅道中が印象に残っている。
こちらも同じくトルコでのジャナワールというUMA探しなんですが、内容が多いので単独で1冊になっています。
一緒に取材しているトルコ人がおもしろく、紆余曲折の探索途中についに目撃!というあたりはちょっと盛り上がって読んでいました。
結果の考察もちゃんとしてあって、読者の疑問回収もされている。
さらなる正体追究にトルコに行ったりしないのかなぁ。
こっちもUMA探し!と思って読んでいたら、思わぬ肩透かしが。
多分ご本人が一番がっかりしていたのだろうけど、ちょっと、いやかなり残念だった。
一応小説となっているけれど7割くらいは実体験、と別の本かどこかで言っていた話。
アジアに造詣の深い高野氏ならではのアジアの国、人についての観察や考察も面白い。
この新聞社の社長の台湾人女性のことばとして以下のような内容がでてくる。
「欧米人は発明が得意、中国人は商売が得意、日本人はもの作りが得意なんだから、発明は欧米人にまかせて、日本人が作って、中国人が商売すればいいのよ」
(※うろ覚えなので違っていたらすみません)
簡単なセリフなんだけど、ちょっとその通りかもと思った。中国人に日本の商売を乗っ取られたくはないけど、もちろん。
「日本人は職人だから失敗を恐れる、だから失敗を伴うような独創的な製品作りはできない」みたいな意見をどこかで読んだ記憶があるんだけど、この本だったかなぁ。。。
「ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)」と同じ時期なのかな?
高野氏とさまざまな人たちとの対談集。大槻ケンヂさんとの対談の「マンセー(慢性?万歳?)ムー脳」がウケた。
いや、私も確かに中学高校と「ムー」読んでました。友だちに借りてだけど。
いままでの探検や高野氏の体験のウラ話など。マンガつきで連載されていたせいか、なんか文章のテンションが高い。他の飄々とした中のユーモアという文章とちょっと違和感が。
エピソードのいろいろは確かに面白い。
西サハラで行われた砂漠のマラソン大会の参加体験やブルガリアでの出来事や名前変更のエピソードなど。
アフリカのボランティアマラソンの様子が興味深い。
とりあえず図書館で借りたのはここまで。
2011-09-10 23:18
nice!(1)