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実家の片付け(1)~田舎の家というものは [農家実家の片付け]

実家の沢山のモノをなんとかしなくちゃ、と本格的に思うようになったのは1年くらい前でしょうか?
あまり正確に覚えていないけれど、何か片付けの本を読んでからだったと思います。

あと、足腰が弱ってきて高いところのものを取れなくなった両親が、居間の畳の上に様々なものを置きっぱなしにしているのが危ないな、と思った事も一因です。
ただ居場所から手の届くところに必要なものがないと生活できないし、今までのモノの置き場所を変えると年寄りは混乱するだけなので、居間には手を付けないことにしました。

ひとまず一体どこにどれだけのモノがあるのかの確認をすることにしました。


(1)片付ける母と捨てない父

結構片付け屋な母は、沢山モノがある家ではありましたが、ちゃんと分類してラベルを書いたり、注意書きを付けたりして、分かり易く収納していました。
「ものは大切に」が身についている世代なので、使う予定の無さそうな新品の頂き物や、使えるけれど今は使っていないものなど、処分すればいいのにと思うものもしまわれています。
腰が曲がり体が弱ってきてからは、モノを見直して整理したり古くなったものを処分することはしなくなっていたようです。
ただ、元気なうちに片付けていたので、モノは収まるべきところに収まっている状態でした。

また、父は整理整頓が下手な上に、なんでも「とっておく」と言い、捨てることを嫌がるので、もう使っていない父のものも沢山ありました。
父は捨てないばかりか、かつては他の人が要らないというものまで貰ってくる人でした。
さすがに最近は貰ってくること事もないようですが、ともかくため込む性質なんだなと思います。


(2)広さだけはある田舎の家

家を建てた頃は7人家族だっただけに、実家は部屋数も多く、広さも収納も十分あります。
でも、老親は2階を利用できるはずもなく、全て空き部屋です。
どの部屋もパッと見は家具以外なく、それほどモノは無いように見えますが、各部屋に押し入れがあるので、実際にはかなりのモノがあることは予想できました。

そして、物置部屋には沢山の未使用品、使わなくなったもの、お土産、粗品などなど。
いつかつかうかもしれない、新品だからもったいない、くれた人の思いがあるからなどの理由で置いてあると思われました。

さらに、農家なので「作業小屋」と呼んでいるそこそこの広さの小屋があり、農作業用品や漬物樽、除雪用具や工具が大量にしまわれています。
こちらはまだ全く把握もしていない状態。
そのうえ、車3台分の車庫もあり、ここにも工具や車用品があるのがわかっています。

ともかく「モノがいっぱいある」「どこからどう手を付ければいいのだろう。。。」という状態でした。


(3)まずは

そもそも、実家を出て35年は経つ自分の部屋にも、まだ結構な量のものが置いてあるのです。
親にモノの処分を言う前に自分のものを減らさなくちゃ!

ちょこちょこと捨てられるものは捨て、自宅で使えるものは使い、と減らしてみました。
処分したものの一例。子供のころ作ったあみぐるみ、高校の美術の油絵。
あみぐるみ油絵


それでも、処分できないものも多いわけです。
とっておいてあるものの一例。『りぼん』のふろく、内田善美さんの本。
hozon1.JPG hozon2.JPG

(ちょっと検索したら、内田善美さんの本はAmazonでもいい値段で売られていました。
 これは処分となったら売ればいいわけですね)

他には中学生の頃からの手紙やノート、小学生の自分の作文などの「誰かが書いた(または描いた)もの」がごっそり処分できないままです。
これはいよいよ家を取り壊すまで、ふんぎりがつかないような気がしています。。。

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