SSブログ

実家の片付け(8)~父の施設入所 [農家実家の片付け]

前回父が退院したところで一旦片付けの区切りをつけました。
退院後は介護認定も4段階も上がり、毎日ヘルパーさんに来てもらって、週1回のショートステイで生活していました。
しかし豪雪地帯なので冬は一人では絶対無理だと、私もケアマネージャさんも、そして本人も思っていたようです。
ケアマネさんが「越冬」と呼んでいましたが、冬場だけどこか施設に入る人は結構いるそうです。

なかなか「越冬」用施設にも空きがなく、どうしたものか。。。と思っていた矢先、入院時に入所希望を出していた隣の市の老健施設から「空きがでた」との連絡がありました。
急な連絡でしたが、この時期に男性のベッドに空きが出るのは珍しいと言われ、面談も済ませ入所の運びとなりました。
10月頭のことです。

父も一段と足腰が弱っていたこともあり、入所に躊躇はありませんでした。
ただ、入所費用と年金とがトントンなので、現在の暮らしのランニングコストを減らさなければなりません。

そしてもう決して使うことのない、軽トラや車、トラクタなどの農機具を処分しなければなりません。
余り時間もありませんでしたが、自動車のディーラーや農機具の買取業者に連絡して、親しい近所の方にも相談に乗ってもらって、現金化できそうなものを処分したようです。
また、使わないままになっていた肥料も近所の方に引き取ってもらったり、趣味で沢山持っていた盆栽も引き取ってくれる人を見つけたりと、やっかいだったものの処分が少し進みました。
知らないうちにアマチュア無線の機械もなくなっていたので、誰かに引き取ってもらえたようです。


実家で月々支払っていた費用のうち、減らせるものは減らすことにしました。
ガス、深夜電力、車庫の電力、電話の契約を解除しました。
水道と電気だけはまだ使えるようにしてあり、片付けや何かで実家に行っても最低限の生活はできます。
(トイレが使え、冷蔵庫と電子レンジはつかえるので)

入所にあたり、着替え5組の準備とさらにそれに名前を縫い付けるという作業にめんくらいましたが、それも終え施設に入りました。
子どもの保育園入園や入学に際して、様々なものに名前を付けるのが親の仕事でしたが、年老いた親に対する子の仕事も似たようなものになるんですね。


夏からずっと片付けをしてきた車庫は、車と軽トラがなくなり、冬用タイヤが収納されていた場所も空いたので、少しすっきり見えました。
でも、どう見ても要らない物も大量にあります。
(片付け前の混沌の車庫)
syako_before.JPG

とにかく今年中に、この車庫をやっつけようと決心しました。
10月24日からはカナダ杯に出発するので、それまでには一区切りつけられるように。

nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。