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実家の片付け~昭和レトロと明治なもの [農家実家の片付け]

倉庫車庫の片付けがひとまず終わりました。
その中で捨てるには忍びない古いものとその顛末を記しておこうと思います。


1.倉庫にあったもの

壊した蔵の内戸、細かい格子がいい感じ。
沢山の材木を片付けたら出て来ました。
kurado.JPG

天上から下がっていた唐箕。
まだ動くことがわかったので、だれか貰い手を探そうと思っています。
tomi.JPG


もう一つ、木製の大きな滑車がありましたが、写真に撮るのを忘れました。
飴色になっていい感じだったので、自分でオブジェにしてもいいかもと思っていたものなので、ちょっと後悔。


2.車庫にあったもの

2階にあったもの。
昭和レトロなレコードプレーヤーとアンプ。
小学生低学年の頃、ふろくのソノシートをこれで聞いていた記憶があります。
old_amp.JPG

SP盤と呼ばれる78回転のレコード。ケースも年季が入ってます。
old_record1.JPGold_record2.JPG

この辺のものは昭和レトロ商品を取り扱ってるリサイクルショップを見つけたので、そこに持って行こうかなと思っています。


明治14巳年と書かれた文机。149年前、先日行った天険親不知が着工された頃ですね。
虫食いでボロボロなものを、父がネジで補修していました。
古道具屋さんに「古いのはいいんですが、これはちょっと、、、」と言われましたが、私もそう思います(^^;
でも、まだちょっと捨てられないです。
old_desk1.JPG old_desk.JPG


1階にあったもの。
木材の奥に埋もれていたこたつ板。
前回、古道具屋さんが作業小屋でみつけるとすかさず手にしたので、売れるだろうと思いました。
old_kotatsu_boad.JPG


千歯扱き。作業小屋にも一つありましたが、写真撮らないままくず鉄処分してしまったので。
これにも、購入年と先祖さまの名前が墨で書かれていました。
senba1.JPG


明治時代は、物は大事だったのでしょう。昭和だって戦前はそうだったはずです。
でもモノ余りで断捨離が推奨される現代では、なんでもとっておくわけにもいきません。
誰か気に入って使ってくれる人がいるのなら、その人に手渡したいです。
でも古い千歯扱きは使う人もいないでしょう。写真にも撮ったので、これは処分しました。

そうめん、筋子などの古い木箱。
父親が車庫の収納に使っていて、くず鉄処分後にも残されていたもの。
古木箱はインテリア需要があるようなので、フリマアプリで売れるかなと思ってます。
old_woodboxs.JPG


3.古道具屋さん登場

一旦作業小屋に古いものを集めたので、古道具屋さんに連絡して来て貰いました。
買い取ってもらえたのは

 祖母の小引き出し
 蔵の内戸
 古い木の滑車
 こたつ板
 作業小屋の古い木の棚(唐箕の後ろに写ってます)
old_woodshelf.JPG


どれか買い取ってくれないかな、と思っていた倉庫のものには全く値が付かず(T_T)
他のお店にも聞いてみようかなあ。。。


4.古いもの雑感

前回古道具屋さんが買い取って行った木のガラス戸の棚は、脚があることですぐ買い手がついたそうです。勿論、きれいに補修して頂いたからでしょうけれど。
無人の作業小屋でほこりをかぶっているよりは、ちゃんと使われた方が棚も喜んでいるのではないかな?

今回は、引き取って貰ったものの写真を撮り忘れたのは残念でした。
お店に行って置いてあったら、写真撮らせて貰おうかなと思っています。

古いものが出てくると、その存在していた時間の長さゆえに、価値があるように感じてしまいます。
でもただ古いだけでは、市場での値打ちはなく、それを欲しいと思う人がいるかどうかが重要になるようです。

ご先祖さまが大事にしていたものも、誰かが大事に使いつないでくれるのなら、その方が喜んでもらえるのではないかと思います。
捨てるのはいつでもできるので、手間はかかりますが誰か使ってくれる人を探そうかと思っています。

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