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実家の片付け~祖母の桐箪笥 [農家実家の片付け]

妹と姪と一緒に祖母の桐箪笥も見てみました。
秋に総勢4人でかたづけた2階の物置にある桐箪笥です。
ちゃんと撮った写真がないですが、外観はこちら。
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引き出し4つ。やっぱり着物に分類されるものがしまってあります。
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底に敷かれていた新聞紙が2001年3月だったので、祖母の一周忌が終わったあとに母が片付けたんだろうなと推測しました。
母はきちんと片づける人でしたが、祖母は小引き出しの中からもわかるように、あまり片付けない人でした。
もしかしたら母が貰ったものとかもここにしまったのかもしれません。
ともかく、一層着物を普通に着ていた時代を感じるものがありました。


1段目に入っていた長着と着物のときにはくズボンみたいなもの(軽衫[かるさん]と呼ぶようです)。
未着用と思われます。
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そして、この渋~い柄の子供用綿入れ袖なし(ちゃんちゃんこ)と丹前(どてら)、2人分。
肩上げしてあって、片方は腰上げもしてあります。
紐の具合から見て、これも未使用品。一体誰用にここにあったんだろう???と思いました。
父と叔父用にしては生地が傷んでいないので、もしかして孫用にと、誰かから貰ったのかもしれません。
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鶏と兎、桃太郎。子供向けの柄なんでしょうが、リアルでなかなか渋いです。
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祖母の渋い柄の長着。妹の話だと、もしかしたら曾祖母のものかもしれないとのこと。
絹っぽいものとウールっぽいもの。素材はよく分からないです。
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祖父の袴と紋付の羽織。羽織は袖に傷みがでています。
これを見て、そう言えばじいちゃんが着ていたような気がする、と記憶が呼び覚まされました。
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袴の紐はこのように結ぶものなのですね。
誰が結んだんだろう、、、母かな?
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紋のついた多分男物の長着。こちらは傷みは無いようです。
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女物の喪服かな?やはり紋がついています。
八掛に柄が入っていて着物文化を感じます。
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こちらの羽織も羽裏が華やか。袖裏にも同じ柄が入っていますね、おしゃれです。
でもこれも未着用のようです。
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華やかな柄の長襦袢。誰が着ていたのかなあ、、、
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紫色に大正っぽさを感じます。
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この虎柄のは丹前なのかな?柄からいって男物。
これも未着用のようです。
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帯2本。鶴の渋い丸帯は刺繍が沢山はいってて良いもののようです。
灰青の帯はぐっと普段着ぽい。
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祖母の着物と貰いものの着物を母がしまっておいたのだろうなあ、と言うのが自分と妹の推測です。
古い半纏や未使用の肌襦袢などは処分できましたが、未使用品はやはり勿体なくて、すぐには処分できません。
フリマアプリで欲しい人を探すかなあ、、、

花柄の襦袢や長着、帯のいくつかは、姪が貰って行きました。
よかった、、、どんどん着てもらいたいです!

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