実家の山の池(1) [農家実家の片付け]
9月初旬、遅れた墓参りに妹が来るので実家に行ってきました。
この夏の暑さのせいか、GWに掃除した庭の池が藻だらけになっていて残念だったですが、秋になって雨が増えればなんとかあるかな?と思っていました。
しかしこの日のは雨にも関わらず池の水は少ないまま。
これは取水口が詰まってるのではないか?と、山の池に行ってみました。
そもそも、どこから水が来てるのか分っていなかったので、その調査も兼ねてです。
池はずっと伐採していた竹林のそばにあります。
夏の間全く何もしていない場所なので、ジャングル化しています。
ひとまず手でなぎ倒しながら、池まで来てみました。
雑草で池の周りが覆われていて、どこに何があるのかわかりません。
作業にはシャベルが必要そうだし、カマや剪定ハサミなども全く持たずに来たので、攻略道具を持ってきて出直すことにしました。
人の背丈よりも伸びた雑草。シャベルとの比較でわかるでしょうか?
つる草も沢山生い茂って、足を取られます。
切り取ったつるに実るノブドウ。
甘い香りを放っていた葛の花。葛のつるはどこまでもはびこって厄介でした。
周りの雑草をとにかく切り取って、今どうなっているのか見てみました。
2人がかりでなんとか池の周りが見えてきました。
昔の記憶にあった横井戸っぽい穴は見つけられませんでしたが、流れ込んだ土砂で池が浅くなり、水があふれそうになっているのはわかりました。
これはちょっとなんとかしなくてはです。
見てみるとこの排水がうまくいっていないようです。
少し溜まったドロを掻き出してみましたが変化なし。
排水パイプにかぶせてある網を取って引っ張り出してみると、中に周りに生えた雑草の根がびっしり詰まっていました。
それを取り除くと、排水されていきます。ホッ、よかった。
念のため少しドロを掻き出しましたが、シャベルで掬えるのはわずか。
土木作業をするには私はちょっと非力すぎでした。
池があふれそうになってるところには、伐採した竹を置いてひとまず対処。
これを対策するには、自分たちだけでは難しいということと、庭の池の水はここから取っているのでないことも分りました。
この日はそれがわかったことが収穫でした。
この池もいつかは自然に帰っていくのだろうなあ。
もともとはこの池は棚田のため池だったのだと思います。
自分が小学生低学年の頃は、小さい棚田が何枚か下の方まで作られていました。
あるときの水害のせいか、下のほうの田は中学生くらいの時にはもう耕作されておらず、途中の田も父親の趣味である鯉用の池になって、一番上の田だけになっていました。
〇〇沢(〇〇は人の名前)というくらいだから多分自分のご先祖さんが、沢を開墾して棚田を作ったのだろうということは推測できます。
いつからこの沢に田んぼがあったのかはわからないですが、新田開発が盛んになった江戸時代末期か明治期ではないかと推測しています。
その頃なら大規模な重機はないですから、人の手でこつこつと沢を切り開いて平らにならし、水路を整備して田んぼを作ったのだろうなあ。
そんな苦労して切り開いた場所を、また自然に帰してしまうのはなんだか申し訳ない気もしますが、自分達がまだ来れるうちはできる範囲で時々来てみようと思います。
この夏の暑さのせいか、GWに掃除した庭の池が藻だらけになっていて残念だったですが、秋になって雨が増えればなんとかあるかな?と思っていました。
しかしこの日のは雨にも関わらず池の水は少ないまま。
これは取水口が詰まってるのではないか?と、山の池に行ってみました。
そもそも、どこから水が来てるのか分っていなかったので、その調査も兼ねてです。
池はずっと伐採していた竹林のそばにあります。
夏の間全く何もしていない場所なので、ジャングル化しています。
ひとまず手でなぎ倒しながら、池まで来てみました。
雑草で池の周りが覆われていて、どこに何があるのかわかりません。
作業にはシャベルが必要そうだし、カマや剪定ハサミなども全く持たずに来たので、攻略道具を持ってきて出直すことにしました。
人の背丈よりも伸びた雑草。シャベルとの比較でわかるでしょうか?
つる草も沢山生い茂って、足を取られます。
切り取ったつるに実るノブドウ。
甘い香りを放っていた葛の花。葛のつるはどこまでもはびこって厄介でした。
周りの雑草をとにかく切り取って、今どうなっているのか見てみました。
2人がかりでなんとか池の周りが見えてきました。
昔の記憶にあった横井戸っぽい穴は見つけられませんでしたが、流れ込んだ土砂で池が浅くなり、水があふれそうになっているのはわかりました。
これはちょっとなんとかしなくてはです。
見てみるとこの排水がうまくいっていないようです。
少し溜まったドロを掻き出してみましたが変化なし。
排水パイプにかぶせてある網を取って引っ張り出してみると、中に周りに生えた雑草の根がびっしり詰まっていました。
それを取り除くと、排水されていきます。ホッ、よかった。
念のため少しドロを掻き出しましたが、シャベルで掬えるのはわずか。
土木作業をするには私はちょっと非力すぎでした。
池があふれそうになってるところには、伐採した竹を置いてひとまず対処。
これを対策するには、自分たちだけでは難しいということと、庭の池の水はここから取っているのでないことも分りました。
この日はそれがわかったことが収穫でした。
この池もいつかは自然に帰っていくのだろうなあ。
もともとはこの池は棚田のため池だったのだと思います。
自分が小学生低学年の頃は、小さい棚田が何枚か下の方まで作られていました。
あるときの水害のせいか、下のほうの田は中学生くらいの時にはもう耕作されておらず、途中の田も父親の趣味である鯉用の池になって、一番上の田だけになっていました。
〇〇沢(〇〇は人の名前)というくらいだから多分自分のご先祖さんが、沢を開墾して棚田を作ったのだろうということは推測できます。
いつからこの沢に田んぼがあったのかはわからないですが、新田開発が盛んになった江戸時代末期か明治期ではないかと推測しています。
その頃なら大規模な重機はないですから、人の手でこつこつと沢を切り開いて平らにならし、水路を整備して田んぼを作ったのだろうなあ。
そんな苦労して切り開いた場所を、また自然に帰してしまうのはなんだか申し訳ない気もしますが、自分達がまだ来れるうちはできる範囲で時々来てみようと思います。
2022-09-22 13:32
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