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実家の片付け(6)~車庫の2階 [農家実家の片付け]

(1)物の分別

車庫の2階のものは、父の入院中に妹が来た時に大まかな分別をしました。
また、父が不在であれば、粗大ごみに出すことも気兼ねがいりません。
(前回はちょっとモメてごみに出しました)
車庫の2階にはもう何年も足を踏み入れていなのですから、いちいち了解を得なくても処分できます。
片付け方針、
 ・見えていない物は聞かずに処分する
これの実践です。

妹と分別したのは大まかにこんな感じ
  ①使うもの(タオルと風呂敷)
  ②古道具屋に売れそうなもの(蔵にあった食器、古いレコードプレーヤーなど)
  ③捨てるもの(古いストーブや扇風機、家具など)
分量的には
  ①使うもの    1%
  ②古道具屋待ち  9%
  ③捨てるもの  90%
といったところ。

ともかく、分別が出来ればあとは実作業に取り掛かるだけです。
一人で片付けていると、これは捨ててしまったけれど大丈夫だったのだろうか?という不安がぬぐえないのですが、相談する人がいると不安が減ります。


(2)使うもの

妹がいる間に、①使うもの のさらなる分別をしました。
そもそも使えるものが、アクセスしにくい場所にしまわれていては、使うこともできません。
香典返しなどで貰ったであろう大量のタオルと風呂敷は、箱に入ったまま段ボール箱に入っていました。
この段ボールを家の2階のタオル類を集めて置いていた部屋に移動しました。

タオルはそのままにしましたが、風呂敷は箱を開けて柄を確認して、捨てるものと保存するものに分けました。
風呂敷は実際にはもう使わないので、すべて捨てもよかったのですが、なかなか色々な柄があるのでもったいなくて残しました。
ひょっとして手作り材料にしたりとか欲しいと思う人がいるかもしれないなあと思ったからです。
この仕訳はもう自分の好みだけでした。

まだ何かにつかえる布は、どうも捨てられ無い自分の性分が出てしまいます(^^;
そんなタオルや風呂敷のパッケージには、今は無くなってしまったスーパーのロゴが。
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学校帰りに寄り道していた頃を思い出してしまいます。


(3)古道具屋行き

単に古いものであるというだけで値段はつかないと思いますが、もしかしたら必要とする人がいるかもしれないもの。

  祖母の長持(かなり大きい)
  木箱に入った食器(木箱をさらに紐で縛ってあるので、中は未確認)
  古いレコードプレーヤー(もう動かない?単に古いというだけ)
  古いSPレコード(なんと78回転のレコード。どのくらい古いんでしょう?)

これらはこのままにしておいて、家にあるものと合わせて古道具屋さんの出張査定を待とうと思っています。
小学生の頃、このレコードプレーヤーで童謡のEPレコードをかけたり、雑誌の付録の赤いソノシートをかけて聴いたりしたことを思い出します。


(4)捨てるもの(母が捨てずにいたもの)

段ボール箱を開けたら入っていた、姉妹3人のランドセル。姉のは50年前のものです。
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もう一つの段ボールには、やはり姉妹3人の保育園の作品や絵日記、版画などが入っていました。
この家の引っ越しを描いた絵日記。(写真はすべて私のものです。)
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保育園の作品集。
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小学1年の先生との連絡帳。無地ノートにガリ版で印刷してあります!
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これらが捨てずに残していたのは、気持ち的にはものすごくよくわかるので、ここに載せておきます。
懐かしかったけれど、私のものは少し写真に撮って処分しました。
妹はとても版画が上手だったので、その作品のみ持ち帰りました。

時間をかけて片付けができるいいところは、こういうものを目にするときです。
保育園の作品を見ると、保育園の教室やホールの様子がよみがえってきます。
小学1年の時の先生のきれいな字を見ると、穏やかな語り口も思い出します。
物は捨ててしまいましたが、写真をここに載せることでまた思い出すこともできます。



(長くなったので続きは次の記事にて)
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