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一ヶ月 [今日のつぶやき]

東北地方を襲った大地震、大津波から一ヶ月。
亡くなられた方、被害に遭われた方、家や船や田畑を失われた方、本当に本当にお見舞い申し上げます。

何も出来ず、ただただニュースの津波の脅威に打ちのめされて過ごしていたその日。
原発事故は、どうなることかと毎日ニュースとネットの情報を追っていた。
地震は天災で、どうすることもできないけれど、原発事故は人災なんだと、なんだかよくわからない今日の政府の避難指示にも憤りを感じてしまう。

実家も中越地震、中越沖地震と2度も地震の被害に遭ったので、大変さと同時に意外になんとかなるって思っていた。けれど、津波の被害の大きさ恐ろしさは比べようもなく、絶対復興できると思っているけれど、かなり時間が掛かることも予想できてしまう。
今も何もできないけれど、募金は毎月続けようと思っている。
忘れないように、ブログにも書いておこう。

震災後、近くの体育館に避難してきている方たちがいて、夫は毎週ボランティアに行っています。
直後には400人近い方たちが生活していたらしいですが、今は100人くらいと減ってきているそうです。
ライフラインが復旧してきて戻っていく人たちがいる一方で、原発の非難区域の方たちはいつ戻れるかもわからないそうです。
不自由な暮らしなのに、「こちらの人は親切ですね」とか「いいところだね」とか声をかけてくれるそうで、福島の人はいい人たちだなと感じます。

すぐに原発の危機回避は難しいのだろうけど、いつ、どのくらい避難が続くというのがはっきりしないのはなんとかならないのかな。
専門家は少なくとも数ヶ月はかかると言っているのだから、それを見越した生活基盤を整えて避難場所を提供すべきじゃないだろうか。
避難場所が変わったりしたら、子供たちだってまた転校しなければならないだろうし、対応の手際の悪さも「人災」の影響を大きくしている気がする。

とにかく、もう原子力発電所はいらない。
斉藤和義さんじゃないけど、もうだまされない。
だからと言っていまある原子力発電所を失くすことも不可能。
太陽光発電、他のクリーンエネルギー開発に日本の技術力をかけていくしかないだろうなと思ってる。
電気があることで賄われている「便利すぎる暮らし」もなくてもいい。

電気がなくては何もできない自分の仕事にも一段と意味がないような気がしてくる。
でも、今はできることをやるのが被災しなかった人間の務めと思って頑張ろう。

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