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自転車旅行記読みました(2) [今日のつぶやき(books)]

毎日暑いけど、家ではエアコンなしで過ごしています。
最高気温がまだ32度くらいなのと、夜にはちゃんと気温が下がるからなんとかなってる感じ。
このペースであまり暑くならずにいてくれるといいんだけど。


読んだのはちょっと前だけど、図書館の旅行記コーナーにあったので借りてみた本。
Amazonとかで検索すると石田ゆうすけさんの本の関連図書によく出てきていた。
やった。―4年3カ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロを自転車で走ってきちゃった男

やった。―4年3カ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロを自転車で走ってきちゃった男

  • 作者: 坂本 達
  • 出版社/メーカー: 三起商行
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本

石田ゆうすけさんとほぼ同時期を自転車で世界一周している。
出会いの数々、助けられたこと、ケガをしたことなどなどsomething greatを感じながらの旅。
4年も有給休暇をもらえるってすごいなぁと思ったけれど、戻ってきてからのプレッシャーも大きかったのだろう。
本ではさりげく書かれているけど、会社勤めの身としてはこのつらさはわかる気がする。
そして、そのプレッシャーにも負けることなく、次のチャレンジも企画して成し遂げている。
その記録も読んでみました。



アフリカへの何度もの渡航。なかなかうまく進まない井戸掘り。挫折しそうになりながらも、最後には成し遂げられたチャレンジ。
まっすぐな思いと井戸掘りを成し遂げたいという情熱がまぶしいようでした。
きっと、本には書かれていない、いろいろな困難があったのだろうなぁ。

やった。―4年3カ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロを自転車で走ってきちゃった男」と「行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅」を読んで、これは同じ人?と思われる人が出てくる。
優しくて頼りになるサイクリストの先輩で、不幸にもヒマラヤで亡くなった方。
ネットで検索してみたら、やはりこの2冊を読んだ人の感想で「同じ人だ」というレビューを見つけた。
世界一周した二人とも最後には「生かされている」という感想を持ったそうですが、それにはこの人物の存在もあったのだろうなぁ。
そういえばこの2人は世界一周している間はウワサは知っていたようだけど、会ったのは日本に帰ってからだというインタビュー記事も見つけた。

坂本達さんは、世界一周で得たものを子供たちにも講演してますが、「あいさつをきちんとすること」「相手の大切にしているものを尊重すること」が大事だといっています。
日本人があまりなじみのないアフリカやイスラム圏でも、この信条が幸運をもたらしたことを見ると、どんな状況でも通じることなのかもと、中年の今からでも実践しようと思ったワタクシでした。


小説もいいけれど、やっぱノンフィクションは面白い。

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