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実家の片づけ~ヤバいものが出て来た! [農家実家の片付け]

妹が実家に来てくれた時、ちょっと早いですが落とし板をはめる作業もしました。

昨冬の大雪がすごかったので、落とし板7枚全てはめることにしました。
2人でやると作業も、はかどる!
作業後、落とし板をしまっていた廊下の奥を箒ではいていると、なにやら細長いものがしまってある。。。
yari0.JPG

いつも落とし板をはめる作業をさっさと終わらせようとしているので、あまり気にしていなかったのですが今回は余裕があるので、引っ張り出してきました。
yari1.JPG

かなり長いものです。
ははあ、これは槍だな~と推測が付きました。

と言うのも、以前に義父の実家の古い武具を貰ってきたことがあって、今も我が家に飾っているからです。
old_bows.jpg

義父の実家のものは刃がない状態で保管されていたので、うちのもそうだろうと思い鞘を外してみました。
なんと、刃がついてるではないですか!!!
yari2.JPG


やばい、刃のついた槍は銃刀法に引っかかるので警察案件です!!!!
すぐググッてみると、所轄の警察署の生活安全課に連絡する必要があるとのこと。


しかし、年季の入った布で縛ってあります(^^;
床の間の古い掛け軸と同じように、50年前に取り壊した家で保管していたものなのでしょう。
oldhouse1.JPG

槍の柄もしっかりした木でできているようです。
古道具屋でも買取してるようなのですが、警察に刀剣所持の届を出さないと売ることもできないようですし、売れるかどうかもわかりません。


所持するつもりがなければ、警察で処分してもらえるとのことなので、どうするか妹と相談しました。
売れるかどうかも分からない物を保管しておくのもやっかいですし、平日だったので今日届けてしまった方がいいだろう、という判断になりました。

まず、所轄の警察というのがどこか調べて電話しました。
普段用が無いので、どこなのか意外と知らないものです(^^;
「こちらで処分して良ければ持ってきて下さい。その際、槍と分からないように紙などで包んで来て下さい。」
とのことでした。
警察署の場所も調べてさほど遠くないことが分かったので、届けたらそのまま外で夕食を食べて帰ってくることにしました。


初めての警察署の受付に行き、槍の件を伝えると2階の生活安全課で書類を書くことになりました。
妹には車で待ってもらえばよかったのですが、カギを渡すのを忘れてしまい、寒い外で待って貰いました。
すまん、妹よ。

2階の面会室のようなところに伺い、槍を取り出すと警察官さん2人で刃渡りを計測していました。
どこで見つけましたか?いつ見つけましたか?など、電話でも聞かれたことをまた答えました。
母が亡くなったので実家の片づけで見つけた、廊下と言うか縁側の奥にあった、など状況を説明しました。
その後何やら書類を渡され、日付と住所、生年月日を記入し、身分証明書を出して、手続きは完了。

受け付けてくれた警察の方は、実家の町の集落名とかよく知っているので、「よくご存じですね」と言ったら、実は4月まで実家の町の派出所に勤務していたことが判明。世間は狭い、、、

15分ほどかかったでしょうか?
無事に引き渡しが終わり、当たりを付けておいたお店へ車でGO!
私はミックスフライを、妹はビーフシチューを頼みました。
dinner.JPG

実家に来て妹と外食するのも初めてかも?
今までは、片付けるものが多くて外に出る余裕は無かったということもあります。
これも片づけが進んできたお陰です(^^)

お安いお値段でボリュームのある夕食を頂き、驚きながらも一仕事終えた日でした。

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