実家の片づけ～トランクの中の昭和30年代

以前片付けで出て来たレトロな青いトランク。

記事の日付を見ると1年半近く前ですね。
この時は作業小屋の片づけに飽きてちょっと引っ張り出しただけでしたが、やっと中身を確認しました。
叔父のサイン帳が入っていたので、ひょっとして叔父のもの？と思っていたのですが、他はほぼ父親のものでした。

木製の写真立ての白黒の写真。恐らく父が自分で現像したもの。

年賀電報とサイン帳と中学校の同窓会名簿。電報は叔父から父へのものでした。

他に、三輪自動車の教習本や整備の本、

佐渡人形の箱。ちゃんと人形が入っていました。

赤いのはカメラ関係、プラチナ万年筆の箱、小さい箱にはバッチが入っていました。
かなりしっかりした箱です。

レトロ花柄のミツワ石鹸の箱２つの中には、ネガフィルムが沢山。
ネガのケースも色々なデザイン。

私は特にこのFUJI FILMのデザインが好きです。

このネガのサイズは以前片づけで出て来た二眼レフのもののようです。

現像した写真を入れる紙袋？このデザインもなかなか素敵です。

他には写真や小さい三脚、手紙やハガキが入っていました。

父が若いころは、冬は出稼ぎに出ていましたので、多分その時に使っていたトランクなのでしょう。
この辺では昔は出稼ぎは普通だったのです。
佐渡の人形は出稼ぎ先からのお土産、ネガには休日の旅行先がメモされていました。
昭和30年代の父の若い頃がそっくり残っているようなトランク。

父母の若い頃のデザインはレトロに見えて魅力的です。
これは今の若い人が1970年代、80年代が新鮮に見えるのと同じ理由なのでしょうね。

父の入っている施設で面会が可能になったら、持って行ったら喜ぶかなあ。。。
でもまだ面会は少ししかできないみたいなので、このまましばらくは保管しておこうと思います。

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