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実家の片付け~倉庫に残されていた明治時代 [農家実家の片付け]

作業小屋の片付けが一段落ついたあと、倉庫の片づけに着手しました。
実家が引っ越す前の場所にある倉庫。
農業機械を収納していたので、中はほぼほぼ産業廃棄物と思っていましたが、意外と蔵にあったものがしまわれていました。

「明治十九戌年」と書かれた木箱。134年前ですね!
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中は壊れた塗り物のお椀。新聞紙は昭和35年、60年前。この頃まではこの椀を使っていたのかな。
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これは多分何か食事に関するものを入れるものだったんだろうなあ。
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こわれたせいろ。さすがに昭和のものだと思う。
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何が入ってる?と思ったら下駄でした。女性用と男性用、お出かけ用だったのかな?
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明治と言うより、江戸時代みたいなそろばん。そろばん球の大きさに江戸時代を感じます。
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こうして並べてみると、木製品ばかりですね。ぼろいですが、手仕事のぬくもりがある気がします。
プラスチックが庶民の生活に入ってくるのは昭和30年代?
自然に帰るものを原料に、手仕事で作っていたのだろうなあ。

そして倉庫にはこんなものもしまわれています。
タイル貼りのかまど。もしかしたらまだ使えるのかな?
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写真がわかりにくいですが、臼です。杵はなぜか作業小屋にあります(^^;
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ちゃんと撮らなかったので分かりにくいですが、大きな竹かご。
昔、養蚕をやっていた時のものと思われます。自分が5歳くらいの時かな?カイコがわさわさ桑の葉を食べていた記憶があります。
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実家には昭和が残っていましたが、倉庫に思いがけず明治が残っていました。
なんだか廃棄するのは惜しいですが、ずっとしまっておくわけにもいきません。
古道具屋さんがどれか持って行ってくれないかなあ。

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