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盛岡12月ひとり旅(2) [つれづれのこと]

前回はこちら、岩手銀行赤レンガ館まで。
 盛岡12月ひとり旅(1)

岩手銀行赤レンガ館から紺屋町の方へ歩いていきます。
釜定工房の看板。
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昼休み時間だからなのかお店の方がいらっしゃいませんでしたが、写真撮らせて頂きました。
南部鉄製品が整然と並んで美しい、ディスプレイも素敵です。
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展示されている風鈴の音がそれぞれ違っていて、音の違うのはなぜなんだろうと思いました。
丁寧に作られているたたずまいが感じられる鋳物鉄製品の数々。
ちゃんと鉄瓶を使う生活ができそうになったら、購入したいな。

さらに進むと、長屋のような古い建物が現れます。ござ九・森九商店。
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お店の中は「荒物屋」という風情で、昔ながらのお店の作りになっています。
おいてある古い机も現役の様子。いい雰囲気です。
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なるべく物を買わないようにしているのですが、どうしてもここで何か買いたくなって、
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こちらを購入。お店がデザインされてる手ぬぐい。
手ぬぐいはすでに沢山持ってるんですが、取っておくだけで使っていないものも多いです。
でも記念だけでなく順番に使って行こうと思います。

ござ九・森九商店の先を川沿いの道に折り返す角に「紺屋町番屋」の建物がありました。
休館日だったので外観だけ。赤い屋根の塔がかわいい。
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川沿いの白壁の古い建物と柳。時代劇に出てきても違和感ないですね。
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紺屋町散策のあとはランチ。名物の盛岡冷麺にしようと、お店を調べておきました。
その店に向かう途中にあった櫻山神社。
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茅の輪をくぐり、いろいろと願い事をお参りしてきました。


目的のお店は大通りアーケード街から少し入ったところにある「食道園」さん。
家族連れでにぎわっていて、入口近くのテーブル席に案内されました。
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歯ごたえある麺と、トッピングされてるきゅうりやキムチ、牛肉の味が相まって美味しかった。
ただ出入り口に近くて、とても寒い席だったのですっかり冷え切ってしまいました。

せっせと歩いてあったまります。
信号待ちで見つけたマンホール。駅で見かけたご当地キャラちゃん、いました。
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光原社へ向かう途中、ちょっと遠回りして「石川啄木新婚の家」へ。
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この建物は石川啄木が新婚当初3週間暮らした家ということですが、藩政末期に建築されたと推定される武家屋敷でもあります。
建戸が低くて、日本人が小さかった頃の家という感じがしました。
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そのあとは材木町の「光原社」へ。
宮沢賢治の「注文の多い料理店」を出版した会社。今はどちらかというと工芸品のお店という感じです。
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店内は撮影禁止なのでショーウィンドウの写真を。
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ここでクルミクッキー買いました。
道を挟んで向かいにもお店があります。
陶器や織物、衣類など上質な製品が並んでいました。
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いくつか建物があり、コーヒーショップ、ギャラリーもありました。
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庭も素敵です。
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ゆっくり見させて頂きました。上質なものに囲まれた空間でした。


新幹線の時間まで、まだまだ余裕があったのでさらに足を延ばして、岩手大学の中にある
「旧盛岡高等農林学校本館」まで行ってみました。
どこから入っていいのかわからず、結構遠回りしましたが、この門から入ると近かったようです。
鮮やかな紅葉が残っていました。
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建物正面。
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中は撮影禁止なので写真はありませんが、古い階段や教室の様子はとても趣があります。
宮沢賢治の研究していた鉱物や農業関係の資料などが展示されていました。
タイムスリップしてきたような空間を堪能しました。

盛岡駅に戻る途中の橋から望む、雪化粧の岩手山。
街を見守っているようです。
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駅に着いて、まだ少し時間があったのでもう一つの名物じゃじゃ麺にトライ。
駅ビルフェザン地下のお店にて、小盛だったと思います。
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麺はうどん、味噌ベースのたれがかかっています。
混ぜて味変に調味料をかけたりして食べました。なかなか不思議な料理でした。

予定通りの新幹線に乗って暗くなっていく景色を見ながら帰途に就きました。
買ってきたお土産。美味しかったし、なかなか楽しかったな。
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一人旅も楽しめるようになってきたのは、大人になったということかと感じています。


タグ:盛岡
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盛岡12月ひとり旅(1) [つれづれのこと]

 東京散歩2023
の翌日、仙台に降りたって光のページェントを楽しんできました。
 有隣堂アトレ恵比寿店~仙台光のページェント
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そして「大人の休日倶楽部パス」にてさらに北へ向かいます。
コンビニでもちょっと仙台っぽいものを購入。
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今回の旅の目的地に到着。仙台の賑わいのあとだとひっそり感が否めませんが、初めて来た街なのでちょっとわくわく。
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岩手のご当地キャラかな?勢ぞろいしていてかわいい。
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そういえばSOI奥州で行った一ノ関で「おもっち」ちゃんがパンフに載ってたのを思い出しました。
 SOI2023奥州、行ってきました(1)


ホテルにチェックイン後、部屋に置いてあったおすすめ飲食店Mapのお店に。
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お酒は弱いのですが、軽く食べたかったので地ビールといぶりがっこポテサラ、地魚のタラフライを。
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明日の観光コースを調べながら、美味しく頂きました。
真っ赤な顔でお店を出て、酔い覚ましにコンビニまで歩いて朝ごはん用に購入。
東北っぽいもの、青森りんごのアップルパイ、東北限定ずんだもち。
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まずは盛岡城跡公園に行くことを決めて、就寝しました。


翌朝、やっぱり東北は寒いっ!でもテクテク歩きます。
開運橋。なんか懐かしい感じの橋です。
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盛岡城跡公園に到着。立派な石垣が迎えてくれます。
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その少し先に宮沢賢治が若いころ住んでいた場所の井戸「賢治の井戸・清水」がありました。
地域の方が何かお手入れされていましたが、少し飲ませて頂きました。
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さらにその先にあるのは新渡戸稲造氏の生誕の地。
穏やかで知的な表情の銅像です。
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ここから引き返して、また盛岡城跡公園へ。
公園への坂道を登って、上まで行けば岩手山が見えるかなと思いましたが、今はビルが出来てて見えませんでした。
公園を横切って、中の橋を渡ると流麗な洋風建築、岩手銀行赤レンガ館です。
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観光Mapの表紙になってるくらいだから有名なのですね。
無料で見学できるエリアも結構あります。
エントランスにはクリスマスツリー、とても雰囲気のある窓口。
広い吹き抜けの執務エリア。天井の装飾も美しい。
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通路のドアの上にも凝った装飾。
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こんな建物で働いていたらテンション上がりそうだなあ。
色々と見ごたえある建築でした。

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おめでとうと言い難い新年ですが [今日のつぶやき]

新年のメッセージをどうしようかと考えてるうちに起きた、能登地方を震源とする大きな地震。
こちらでもかなり揺れました。
家の中は置いてあった物が落ちたり、陶器が1個割れたという位でした。

市内では液状化現象により、水道管の破裂や断水、道路が陥没したり家が傾いたりという被害も出ていますが、震源地の被害の大きさを見るに、言葉を失います。
震度7の恐ろしさをまざまざと感じています。


落ち着いたら、ふるさと納税などで直接現地に支援したいと思います。
どうかこれ以上の被害が出ないように祈っております。

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