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実家の片づけ~古家跡地の草刈(1) [農家実家の片付け]

妹家族が来た7月初め。
そろそろ帰ろうかというタイミングで、集落の総代さんが訪ねてきました。
何だろう??と話を聞くと、昔の家の敷地が荒れてるのでちゃんと手入れしてほしいと、近所の人から苦情があったとのこと。
家の周りはきれいにしているんだから、昔の敷地もちゃんとしてほしい、と言われました。

古家の跡地はもうずっと空き地で、時々Aさんが草刈してくれていた以外は何年も荒れ地になっていました。
この写真の家が50年前に建っていた場所です。
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なんで今更、、、と思いましたが、総代さんも苦情を言われたのでわざわざ訪ねてきたわけですし、荒れているのは確かなので「わかりました」と答えておきました。

古家跡地には端に倉庫が建っていて、片付けた後Tさんに貸しています。
総代さんもそれは知っていたので、Tさんに連絡したら、道沿いだけTさんと一緒に仕事してる方が草刈してくれたそうです。


このときは時間がなかったので、後日梅雨の晴れ間を見て草刈作業に行ってきました。
道路沿いだけ草刈されてますが、
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倉庫の横も荒れ放題。敷地には父が庭木用に植えたイチイが何本もあります。
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敷地の一番端もです。
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装備はいつものこの2つと枝切ハサミ。
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太い草は枝切ハサミで切り、時々現れる幼木はノコギリで切って、少しづつ草刈していきました。
随分大きくなってしまったクワの木。雪で折れた枝がそのままだったり、横枝が沢山出ていたので剪定。
切り落とした小枝。
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すっきりしたクワの木。切り倒しても良さそうなんだけど、ひとまずこのまま。
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庭木用のイチイに、つる草が絡まっていたのでそれも取りました。
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赤く実がつくまでは成長してるのはなんていうつる草なんだろう。
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汗だくで2回着替えに戻って作業しました。
倉庫横も切り倒した枝や草が山になりました。
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道路沿いも、少し刈込みました。イチイの周りは手刈りできれいになったかな?
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Beforeとあまり変わりがないですが、手前側は歩けるくらいに刈り取ってあります。
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敷地の一番端は、時間がなくそのままだったのでafter写真はありません。


今回の作業で敷地の1/4くらい刈りましたが、全部刈るにはやっぱり刈払い機がないとキツイなあと分りました。
春に防草シートを張ることも少し考えましたが、敷地が広すぎることとイチイを移植することを考えると現実的ではありません。

買うなら里山のシイナさんみたいな、電動刈払い機だなあと思いながらこの日は作業を終えました。


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実家の片づけ~草取り、止水栓探索、ネズミ対策 [農家実家の片付け]

ちょっと時間が開いてしまいましたが、7月初めの妹家族の実家作業の様子を。
みんな暑い中頑張ってくれました!感謝です。


1.草取り

母が植えた花がある辺り。雑草が無くなって花も映えます。
姪が頑張ってくれました。
シャクヤクの花殻もきれいにしてくれました。
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防草シートの置石周りに繁殖していた雑草もきれいになっていました。
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山になった雑草。
これは後日近所のKさんが処分してくれました。助かります~
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藻がはびこっていた池も、きれいになりました。
たも網で掬ってくれていました。
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2.井戸水の止水栓探索

前回、温水器が壊れてしまって井戸の止水栓を探したのですが、わからないままでした。
それを妹に伝えていたところ、「らしきものがあったよ」と連絡ありました。
上水道止水栓の近くに鉄板のふたがあり、その下にあったそうです。
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最初は土に埋もれていてよくわかりませんでしたが、中の土を甥が掻き出してくれました。
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水道管らしきものが見えるし、場所から考えてきっとこれでしょう。
施設に父に会いに行ったときに聞いてきてもらうことにしました。

帰ってきた妹に確認したところ、井戸水の止水栓で間違いないことがわかりました。
ただまわすハンドルがついていなかったので、どこかにあるのか?もしかしたら捨ててしまったのか、、、
まあ、今すぐ使うものでもないので必要に迫られたら、そのとき考えようと思っていました。

この日夕方近くに、家の裏の防草シートの草取りをしていたら通りがかった車が止まってこちらにやってきます。
誰だろう??と思っていたら、以前横井戸の水が枯れてきている件で、問い合わせた設備屋さんでした。
「家、どこか治すの?」みたいに聞かれて、そうではなく単に掃除に来ていることを伝えました。
「何かあったら連絡して」と言われたので、「一つだけ聞いてもいいすか?」と言って、止水栓を見てもらいました。
「ハンドルってどういうものなんですかね?」と聞いたら「そのうち、うちにあるのを持ってきておくよ」と言って去って行きました。

その少し後に3つほどハンドルを持って現れ、順番にはめてみて「これだね」とつけてくれました!
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ありがたや~。しかし、なんというタイミング!
ただ固くて回せないので、本当に工事が必要になった時は、どのみち設備屋さんのお世話になるしかなさそうです。
ハンドルの値段を聞きましたが、いらないよとのこと。
「なんかあったら連絡して」とのことでした。
次回水道関係の依頼が発生したらお願いしようと思います。


3.ネズミ侵入穴の対策

実は前回来た時にも、ネズミが侵入してきている形跡がありました。
あれ?と思いつつも、時間がなくそのまま帰りましたが、妹が来た時に明らかな痕跡があったそうです。

片づけ開始当初にネズミが侵入してきていたので、穴を見つけて塞いでおいたのですが、なんとその横にさらに穴を開けていたようです。
太い針金を詰め込んでおいたのですが、、、
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最後に片付けた洋間の片隅です。

妹の旦那さんが、「ネズミにかじられにくくするために」と手持ちの金網切れ端とクギで、塞ぐ板に対策してくれました。
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それを壁の石膏ボードにはめ込みます。
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作業はまたまた甥っ子が担当。
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石膏ボードを切り出して、
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板をはめてボンドで壁紙布を張って完成!
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今、実家には食べ物も無いのでネズミも入ってきてもいいことないはずなのに。
もう侵入してこないよう祈ります。


妹家族にはお世話になりました。
どうもありがとう!!

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実家の片づけ~古板でカフェテーブル [農家実家の片付け]

7月の初めに妹家族が実家にやってきました。姪と甥も一緒です。
新型コロナの行動制限が解除され、面会可能となった父親の施設訪問するためです。

私は別の予定があり、1日だけしか合流できませんでしたたが、実家の片づけを家族4人でいろいろと進めてくれていました。
ありがたや~


前回妹の旦那さんが板を切るところまでやってくれていた、テーブル作り。
甥っ子が頑張って作り上げてくれました!
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写真を沢山送ってくれたので、製作過程をのせておきます(^^)
かなり頑張って作ってくれました。ありがとう!!!!
古い落とし板を88cm幅4枚に切った所までが前回。
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4枚の板を繋げるための補強板をサイズに合わせてノコギリ切っていきます。
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これも古い落とし板。反りの少ない板を選んでいるようです。
この作業が結構重労働だと思います。

補強板と天板がちゃんと合うか確認。
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補強板のネジ穴位置を測って、
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ドリルで穴あけ。
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補強板に木工用ボントを塗って、
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貼り付けてネジ止め。
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テーブル天板が完成!
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このあとの工程順は違うかもしれませんが、推測(^^;
天板をやすり掛け。240番の紙やすりかな?
スキー板ワックス用コルクを使うときれいにできたそうです。
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テーブル脚を置いて、ネジ止め箇所を確認。
脚は事前にホームセンターで購入してきてありました。
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脚用ネジ穴を空けて、
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4本取り付けて完成!
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私が合流したときには↑ここまで完成していました。
あとは持ってきたワトコオイル(桐箪笥リメイクの余り)を塗っていきます。
「もう一回よく磨いておいて」と妹に言われたので、やすりがけ。
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落とし板の場所、順番が書かれた文字はあえてそのまま残しました。
母の字ではないので、祖父が書いたものと思われます。
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ここで4人は父親に面会に出かけてしまったので、ワトコオイルは私が塗りました。
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濃い色になるとイメージが変わります。
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このあとオイルが乾いたらニスを塗って、400番のヤスリを掛けると防水になってきれいに仕上がるとのこと。

丁度晴れてきたので、外に出して乾燥させました。
夏の日差しの下、すぐに乾いたので帰ってきた妹にニスを塗ってもらい、さらに乾燥。

もう大丈夫かなと思ったので、400番ヤスリを掛けたのですがムラになってしまいました(^^;
失敗、、、折を見て再度ヤスリ掛けしようと思います。
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和柄の丸椅子は、母の桐箪笥にあった浴衣をほどいた布でカバーしました。
 実家の片付け~母の桐箪笥・追記
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古民家カフェ風な一角になりました。

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実家の片づけ~竹林整備と電気温水器の撤去 [農家実家の片付け]

6月上旬の実家片づけ作業。
FaOI宮城と新潟の合間に行ったのでした。
春から夏の初めは外も屋内も作業しやすい時期なので、頻度も多くなります。


また竹の写真ばかりになるので、その前にいつもお世話になってる近所のKさんから頂いたものを。
お花と沢山の苺。畑で採れたものだそうです。ありがたや~
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お花は仏壇に飾り、苺はいちごミルクでパクパク頂きました。
路地物の苺はビタミン豊富(^^)
それでも沢山あるのでジャムにしました。
半分は自分で食べ、残りは冷凍しておいて妹に渡すつもりです。


1.竹林整備

前回タケノコを収穫しましたが、きっとまた生えてきていると思い行って見ると、、、
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案の定、タケノコから竹になってるものや細い竹が沢山でした。

足場の悪い雑草だらけの斜面を登ったり降りたりしたながら伐採。
汗だく疲労困憊ながらも、見えてる分は伐りました。
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新しい竹は伐ったそばから水分が滴っていました。吸水力ハンパないですね。
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この日は文字通りバタンキューで、他に何もせず終わりました。


2.電気温水器が破損

翌日、気になっていた台所のコンロ周りの汚れを掃除していました。
コンロ後ろを通っていた電気温水器の配管を動かしていたら、ポキンと導水口が折れてしまいました(ToT)(ToT)(ToT)
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父が老人ホームに入るときに、夜間電力の契約を辞めていたので使っていなかったのですが、蛇口から水が出ず配管の先から出るようになってしまいました。
これではとても使いづらいです。
温水器側に出ている配管をふさいでもらえば、蛇口から使えるようになりそうでした。

温水器につながっている水道は前から整備していた横井戸の水です。
お茶を飲むにはこの水が一番なので、なんとか使えるようにしたい。
溢れた水を拭きながら、水道屋さんを呼ぶしかないだろうなと思いました。
ネットで修理業者を調べ、当日中に来てもらいました。


こちらの意向を伝えたのですが、水道管のネジが固く回せない状態でした。
無理に回すと「古い水道管は折れてしまうこともあるので、そうすると大工事になってしまう。」と言われました。
そもそも、止水栓を閉めなくては工事ができません。

言われてみれば井戸水の止水栓がどこにあるのか、わかりませんでした。
水道屋さんと一緒に家の周りを見てみたのですが、それらしきものが見つけられず、どっちにしても水道工事はできないとの結論に。

結果的には、水道ホースを短く切って、そこから水を使うということになったのでした。
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ホースをカッターで切って貰っただけでしたが、出張費などもあるので4,500円お支払いしました。

落ち着いて考えれば自分でもできた作業だったなあ。
ま、素人なので仕方ない。


3.電気温水器の撤去

壊れて不要になった電気温水器。
まあ、このまま置いておいても問題はないのですが、水が入ったままのものがずっとあるもの、なんだか心配なので撤去することにしました。
妹には一応相談しましたが、父には連絡しませんでした。
耳が悪く、なかなか反応がゆっくりな父に状況を説明するもの厄介なので。

温水器の撤去業者もネットで調べて連絡。
当日中に見に来てくれました。
「今はもう売ってないタイプのですね。小さいので明日に撤去にこれますよ。」とのこと。
費用は「2万円ほどかかります」
!!!!今までの不用品処分の中でも最高額です。
ひえ~と思いつつも、お願いしました。

翌日、作業員の方が2名いらっしゃって、壁に入ってる電線を切り(多分この作業は資格が要る)、外へ運び出して栓を抜いて水抜きして持って行って下さいました。

後日郵送で振込用紙が送られてきて支払いました。
23,430円也
なかなかの額でした。


オール電化住宅なんかはもっと大きなものがあるんだから、処分も高額になるんだろうなといい社会勉強になりました。


あと、井戸水の止水栓がどこにあるのか?という謎が生まれてしまいました。
急ぎではないですが、父親に会う時に聞かなくてはなりません。

農家の古民家はいろいろと分らないことが出てきます。
最近の土木作業をやっているので、特にいろいろあります。
父が元気なうちは、こういう作業を全部やっていたのだなあと、あらためて見直す気持ちになりました。

片づけしてると、そんな今まで父や母がやってきたことが見えてきます。
大変だなあ、、、と思うこともありますが、なんというかためになることも多いです。


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実家の片づけ~竹林整備と古文書虫干し [農家実家の片付け]

5月末の作業です。


1.竹林整備

この時期、まだタケノコがありそうな竹林へ。
作業にはこの装備が必須。かなり年季入ってますが、切れ味は十分。
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こんな風な細い竹が育っていたので、もちろん伐採。
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タケノコはこの1本と翌日収穫のもう1本。山椒の葉っぱも収穫。
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竹林脇のグミの木も剪定しました。
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切り落とした枝。beforeを撮ってなかったので(^^;
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竹林にはカミキリの仲間?やアマガエル(ピンボケ)。
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グミの木にはオトシブミの仲間?葉っぱには卵が生みつけられてます。
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2.古文書の虫干し


片づけで出てきた古文書。古びた和紙に筆文字と、時代を感じさせるもの。
簡単に処分はできないなあと思っていたので、春先に市の図書館長さんだった知人に見てもらいました。
「これは江戸時代のものですね。保存には晴れた時に虫干しするといいですよ」とのこと。

竹林整備の翌日、晴れたので広げてみました。
白い紙はコピー用紙。親戚が解読するためにコピーしたもの。
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私には全く読めない草書(^^;
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コピー用紙にはその古文書の時代がメモられています。江戸時代の年号らしいです。
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帰るまで広げておきました。
持てあましたら、歴史館的な施設で預かってくれるそうです。
家を取り壊すことになったら、お願いしようと思いました。


3.タケノコの木の芽和え

収穫したタケノコと山椒で木の芽和えを作りました。
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作り方はネットで調べました。山椒の葉をすり鉢で擂って、
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白みそで作るレシピでしたが、普通の味噌で。
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山椒のさわやかな香りとぴりっとした辛味が美味しゅうございました。
きっと白みそで作った方が美味しいのだろうなあ。
来年また作ってみたいです。

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